自意識朦朧

Simple Lifeを妄想するライフログ

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【シンプルライフ】キャリアカウンセリングで現実をみる

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初めてキャリアカウンセリングを受けてきましたよ

ついさっきの話なんだけど、デザイナーやエンジニア、マーケッターなどIT系のキャリアカウンセリングを受けてきましたよ。

転職目的じゃなくて、業界の動向や今後のキャリア育成の方向性を相談した感じね。

齢40にもなっていまさら自分の行末迷ってんのか?って思うでしょうが、所詮引きこもりの三流デザイナー。外の世界にとんと疎いんですわ。

もし会社がなくなって、ローン以外のすべてを失ったらと思うともう居ても立ってもいられない。

とりあえずは感じを掴むだけでもって思っていったわけですが、思いもよらずドライな現実を突きつけられましたよ…

 

 「NO」とは言わないけど、腹ん中では難しいって思ってるよね?

とにかく初めてのカウンセリングなんで、とてもライトな面談が始まりました。

簡単な職歴と今日知りたい項目(業界の動向、今の仕事内容、自分のスキルレベル、今後の方向性)などを元にカウンセラーが丁寧に答えてくれます。

 

今の仕事内容は適正?

リモートワークという業務形態はやや先進的だが、ディレクションからデザイン、コーディングまでこなすオールマイティデザイナーの立ち位置は、関西ではとても多く一般的とのこと。

作ることは好きだがこの立ち位置のままでいてもいいのかな?という葛藤はある。

 

最近の業界(IT系)の働き方ってどう?

ずいぶん前から言われているが、関西は何でもそれなりにこなすオールマイティ型が求められ、関東では分業制で専門性に特化した人材が求められる。

ただ最近は関西でも専門性に特化した人材同士が組む『共創』というスタイルができつつあり、求められる人材にも変化がでてきた。

何でも屋のつらいところは、広く浅くやりすぎて無駄になることが多いこと。

早くそのようなスタイルが定番化して欲しいものである。

 

自分のレベルって客観的に見てどんな感じ?

これがなんだか辛かったんだけど、仮にデザイナーレベルを松竹梅に置き換えると、今のボクの位置は竹よりの梅。まあ中の下ですわ。

まあまあまあぁ!ある程度は予想しておりましたとも!どこをどう見てもバリバリ伝説なデザイナーじゃねぇですわ(-_-)

問題はその評価基準。

どれだけ大きな企業と取引したか?」だそうです…

要は名の通った企業のシステムやらコーポレートサイトというのは、たくさんの人が関わり大きなお金が動きます。それをディレクションからグイグイ回して、いかに効率よく結果を出したかが求められると。

ボクはこれまで小さな制作会社を転々としてまして、顧客は個人店や中小企業、学校関係と業界から見れば微々たる大きさの企業ばかりですわ。

そんなもんはほとんど評価に繋がらないそうです。悲しいわー。おっちゃん悲しいわー。

取り引きしたお客さんには「いいホームページができました。ありがとうございます!」と感激してくれた方もいます。

今も二人三脚でプチリニューアルをしながら運営しているサイトがあります。

……ダメなんだと。

あくまでコンサル的にはだけど、業界の中でのステータスにはならないんだと。

……上等だ!!

 

キャリアがなんじゃい(怒)もっと地域に貢献していきたい

今の会社は、小規模で忙しくなれば直ぐにキャパオーバーしてしまうような器の小さな事務所(語弊)

目指すは『WEB業界の町のお医者さん』

「大きな手術はできないけれど、気になることはなんでも相談にきてね」と、お客さんに寄り添うスタイルがポリシーです。

業界での地位はありません。てかいりません。

セミナーを主催するようなスキルも地力もありません。

 

お客さんの笑顔が見れる距離にいたい

 

ただそう思うようになりました。

今回のカウンセリングでは、そのことを声に出して宣言できたことが最大の収穫でした。

 

こんなこと言うもんだから、カウンセラーはそうそうに金にならないと踏んだんでしょうな。後半は適度に流されましたよ\(^o^)/