自意識朦朧

Simple Lifeを妄想するライフログ

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【今日やめたコト】電子書籍

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電子書籍やめました

どう考えても時代に逆行してるが電子書籍をいったんやめてみた。

便利なことは重々承知で、でもストレスフルになることもあったんで少し距離を置こうと思った次第。

 

ココがストレスだよ電子書籍

目が疲れる

電子書籍を読むのは主にタブレットかスマホ。ガンガンにブルーライトを浴びるので数十分で目の疲労が限界になる。結局普通にスマホを集中して見てるだけだもんね。当然。

電子ペーパー」を使った専用リーダーもいいがデスクトップPC、ノートPC、タブレット、スマホと持っている今、さらにガジェットを増やすのはどうにも気が進まない。

ブルーライトを浴びるので寝る前の読書にも適さないってのがでかい。

 

集中できない

書籍データをいくらでも持つことができるので、中途半端に読み進めて次に移ってしまったりと多読になってしまう。

多読になるとせっかくの本の中の世界がぶつ切りになって入り込めなくなるのよね。個人的に。

スマホはどんな状況でもスキマ時間を活用できて便利だが、情報端末としてすべてが集約してしすぎているので読書以外の選択肢が多すぎる

 

本選びがレビュー優先になる

オンライン上で本を選ぶのでもれなくレビューが目に入る。

お試しや概要を読んで買おうかなと思った本が☆2とかだと、なぜか躊躇してしまったり…

自分の直感を歪ませるノイズが多い

本屋をぶらついて、たまたまペラペラめくった本がジャストミートだったみたいな一期一会のような出会いがないってのも寂しい。

 

本の持つ世界観を十分に堪能できない

本って装丁や紙質、表紙デザインな紙面レイアウトなどその存在すべてで世界観を表現しているところがある。

その点、電子書籍だとすべて平等にテキストの羅列になるっちゃうのよね。これはもったいないなと思う。

ハリーポッターの分厚いハードカバーとか持っただけでワクワクするでしょ。

あとどこまで読み進んだかが直感的に分かりづらい。

「残りこれだけか~」とか名残惜しんだり、紙をめくる感情まで楽しみたい。

 

人と共有できない

サブスクの電子書籍サービスの中には家族で本を共有できたりするらしいが、友達への貸し借りができない。

とても良い本に出会っても「買ってね」としか言えないのは寂しい。

良い本は共有したいもの。それが手渡しできるのであればなお良い。

紙の本は貸し借りで共有すると思いのほかコスパがよかったりする

 

手放せない

電子書籍はデータとして半永久的に所有できる
最大のメリットの一つだが購入した本は延々と溜めこまれる。すると読むべき本が所有した本の中に埋もれてしまったり、「たくさん持ってるからいいか」と新たな本との出会いを諦めてしまったりする。

人生で本当に必要な本ってそんなに多くないと思う

ときには別れも必要。

無論読まない本は削除すればいいんだが、別れるときにお金に変われば嬉しい(こっちが本音)

メルカリなどの個人売買なら古本屋よりはるかに高値で取り引きできるので購入費の8割がた回収することも不可能じゃない

 

紙の本も捨てたもんじゃない

とまぁそんなわけで永久保存と決めた本以外は紙の本を利用することにしたわけで。

寝る前にベッドで読書灯を点けて30分だけ本を読むのがこの上ない幸福です。