自意識朦朧

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【書評】最近読んだ小説#04

【書評】最近読んだ小説#04

ラノベを一気読みしたのはじめて・ω・

ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~:三上 延

 

鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連の賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。
人々は懐かしい本に想いを込める。それらは予期せぬ人と人の絆を表出させることも。美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読みとっていく。
彼女と無骨な青年店員が、その妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは? 絆はとても近いところにもあるのかもしれない──。
これは“古書と絆”の物語。

どうもハマってしまったようで一気にここまで読んでしまいましたよ。

過去に登場したキャラクターの再登場とか連続ドラマ感がいいね。

ちらほら匂わせてきた主人公の母親の存在が出てきましたね。この辺ラストまでの主軸になりそうで楽しみ♪

 

ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~:三上 延

 

珍しい古書に関係する、特別な相談――謎めいた依頼に、ビブリア古書堂の二人は鎌倉の雪ノ下へ向かう。その古い家には驚くべきものが待っていた。
稀代の探偵、推理小説作家江戸川乱歩の膨大なコレクション。それを譲る代わりに、ある人物が残した精巧な金庫を開けてほしいと持ち主は言う。
金庫の謎には乱歩作品を取り巻く人々の数奇な人生が絡んでいた。そして、迷宮のように深まる謎はあの人物までも引き寄せる。美しき女店主とその母、謎解きは二人の知恵比べの様相を呈してくるのだが――。

永らく引っ張ってきた主人公の母親が登場!って冒頭から速攻出てくるのな。

今巻のメインはボクも好きな『江戸川乱歩』ということで興味深く読ませてもらいました。

もう主人公の母親がダークサイドに堕ちたダースベイダーにしか見えないw

 

ビブリア古書堂の事件手帖5~栞子さんと繋がりの時~:三上 延

 

静かにあたためてきた想い。無骨な青年店員の告白は美しき女店主との関係に波紋を投じる。
物思いに耽ることが増えた彼女はついにこう言うのであった。必ず答えは出す、ただ今は待ってほしいと。
ぎこちない二人を結びつけたのは、またしても古書だった。いわくつきのそれらに秘められていたのは、過去と今、人と人、思わぬ繋がり。
脆いようで強固な人の想いに触れ、二人の気持ちは次第に近づいているように見えた。だが、それを試すかのように、彼女の母が現れる。
この邂逅は必然か? 彼女は母を待っていたのか? すべての答えが出る時が迫っていた。

やっとこさ主人公の恋に進展があった今巻。

全体も『愛』をテーマにした構成でした。

もう「中学生かよっ!」っつうくらいプラトニックな展開ですが甘酸っぱさが良いよね。