ユニクロやめました
無印良品週間のついでに久しぶりにユニクロを長めに物色。
クローゼットの8割の服はユニクロと無印良品でまかなっているが、最近ユニクロをみてモヤリとするので内なる自分に問いかける。
ときめかない
誰にでも良い服をお手頃価格でというコンセプトのユニクロ。ラインナップは「the無難」。誰が着てもそれなりに見栄えするバランスの良さが魅力だが、その八方美人スタンスに魅力が感じられなくなってしまった。
合コンで「いい人なんだけど…」と微笑みでスルーされる男と同じだ。
ときめかない服はただの消耗品となってしまい大事にしなくなる。
ちょっとの我を通すこだわりでグッとシンパシーが増すのだが…
選択肢が多すぎる
毎度長居してしまうレベルのスキのない商品ラインナップ。
選択肢が多すぎて選択疲れが100%の確率で起きる。ジャムの法則*1のように選択肢は少ないほうが気持ちが楽。
買い物でストレスためるなんて本末転倒である。そしてバーストした脳みそで選ぶと余計なものを買いがち。
また膨大なモノをみていると昨今問題になっている服の大量廃棄も頭をよぎる。
いつでもどこでも簡単に手に入る利便性は圧倒的強さだが、それだけに手に入ったものの価値は低く見積もってしまう。
飽きれば捨てるを助長してしまいかねない。
いまやプチプラファッションではない
一昔前の安いイメージはもはやない。他ブランドの企業努力のかいあって定番品であればほとんど差がない価格帯に落ち着いている。
セールが多いので安いイメージがあるが、頻繁にセールができるということは、本来の価値は如何ほどのものなのか想像すべしである。
そもそもセールによって大量に買わせようとする戦略にはハマりたくない。(過去にセール品の大量買いで後悔したこと多数)
ということで少し距離をとろうと思う。
店内は春物の売出しで整理券を配るほどの盛況ぶりであったが、これから先、明らかに店舗の混雑が予想される戦略は打ちにくくなる。
さらに外出の減少で服の需要も減るだろう。
そうなった時にどのような展望を見せてくれるのか静観したい所存である。
*1:選択肢が多すぎると、選ぶことに困難を感じてしまう心理作用