【書評】99の持ち物で、シンプルに心かるく生きる:ドミニック・ローホー
- なんか生活がモヤモヤしてる
- ミニマムライフを実践してみたい
- ワタシハフランスジンダ
ベストセラー『シンプルリスト』の著者が、生活のなかで必要なものをリストアップし、最後まで残った99の私物。―選ぶことはイコール人生を開くこと。
シンプリストのお手本
シンプリスト・ミニマリストを目指す方々で知らない人はいないであろうドミニック・ローホー氏。
フランス人作家さんで、シンプルライフ系の話になるとけっこうな頻度でフランスが例にあがること多いよね。
「必要以上に持たない」という気概があって日本人に褒め称えられているが、同国に短期留学していた嫁曰く「そんな綺麗なもんじゃない(笑)」と。
よく言えば「自分をもっている」、悪く言えば「我が強すぎる」ようで、観光地以外のところでは、人の接し方にカルチャーショックの洗礼を受けるようね(汗
特にお店などは、自分と客は対等という意識があるので、日本の接客を基準にすると半泣きになる目にあわさせるらしいよ^^;
自分に自信があって周りを気にしないから、人の持っているものにも影響されない、執着しない。
だからシンプルになれる。ということのようで、和を大事にする日本人にはここまでドライになるが難しいかも。
※嫁曰くの話。個人によって感想は異なります。
著者の愛用品99個
著者であるドミニック・ローホー氏の愛用品99個を写真つきで紹介。
99個は持ち物の全てということなんで、これはモノ持たない系ミニマリストの終点に近い量。
著者が女性なので、服の項目はやはりアイテム多めだが、男性はもっと減らせるかも。
99個というのは相当にハードルが高いが、自分の持ち物を全てをリストアップするというのは是非マネしてみたいね。
普段の生活で自分の所有しているもの一つ一つの意味を深く考えることなんて、なかなかない。
リスト化し本当に必要なのかを改めて自分に問うというのはとても大事だと思う。