図解「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣:山本憲明
- 仕事をうまく回せない
- 日々やることが多すぎてパンク寸前
- ブラック会社に勤めているんだが、もう俺は限……
同じ仕事をやらせても、速い人と遅い人がいる。その原因はいろいろだ。仕事の速い人、遅い人の習慣を比較することで、どんなことが自分に足りないのか、どんなことをすればいいのかを、著者の体験談とともに50項目で紹介する。
習慣を変えることで仕事が速くなる
何事も速く効率よくできるに越したことはない。
リモートワークなんていくらでも時間を使ってしまう状態に陥りやすいのでなおのこと。
さっさと仕事を終わらせ、余った時間を好きなことに使いたい。
この本では、よく見かけるなんとなーく要領が良くテキパキ仕事を終える人が何を考え、どのように実践しているのかをわかりやすく図解で紹介してくれる。
本自体が薄い上に、小学生でも理解できそうなほど徹底的に図解してくれているので、30分もあれば読了できそう。
サッと読んでパッと実践するにはちょうどよいボリューム。
効率の良さってミニマリストの考えと同じ
読んで思ったのは、ミニマリスト系の本で大事とされる考え方とほぼ同じってこと。
ちょっとかいつまんでみると…
- 仕事が速い人はどんどん「モノ」を捨てる
- 仕事が速い人はインターネットから逃げる
- 仕事が速い人は朝は早起きする
- 仕事が速い人はタスクごとに時間管理をする
- 仕事が速い人はやらない仕事を決める
- 仕事が速い人は時間のためにお金を使う
- 仕事が速い人は仕事を断る
見たわ~。ミニマリスト系の本でしつこくいわれてたわ~。
要は自分の軸を持ってそれ以外は極力排除するって考え方。
純粋に自分の手を速くするには習熟という訓練期間が必要だが、やらなくてもいいことはやらないと決めることは比較的簡単にできる。
考え方を変えるだけで生き方っていくらでも変えることができるってことね。